真面目な人ほどなりやすい介護鬱(うつ)の症状と原因!あなたは大丈夫?

介護には、大きな精神的負担が掛かります。

そこで近年問題視されているのが「介護鬱(うつ)」

介護に疲れて起こる殺人事件や傷害事件の根底には、この介護鬱が原因度々ニュースで目にしますが、

特に真面目で完璧主義な人ほど、上手くいかない事があると自分のやり方が悪いと責めてしまい自分自身を追い詰めてしまう傾向があるのです。

自宅で両親や祖父母の介護をしている方から介護士として仕事で介護をしている人まで介護に携わる方であれば誰でも介護うつになる可能性はあります。

そうならない為にも、自分の状態をしっかりと把握しましょう。

目次

介護鬱(うつ)の5つの症状

介護うつには主にこのような5つの症状があります。

どんな症状があるか見てみましょう。

倦怠感と疲労感が取れない

普段の日常生活を送っているだけなのに、中々疲れが取れず常にダルさが取れない状態です。

休日や空いた時間で何かしようと予定していても、中々体を動かない、気づいたら1日が終わってしまったなんて事はありませんか?

肩こりや頭痛も酷く、何もしたくない状態が続くと危険な状態です。

無気力状態が続くと、自分の趣味や好きな事もやる気が起きず、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまいます。

食欲不振

食べる事自体が面倒になったり、何を食べても美味しいと感じる事ができなくなります。

食欲不振は介護うつだけでなく、うつ病の方によく出る症状の1つです。

食欲が低下すると体重も減少して体力もなくなり、動くのが億劫になるという悪循環に陥ります。

睡眠障害

食欲不振と同様に、睡眠障害もまた介護うつの方に出やすい症状の1つです。

中々眠る事が出来ず、寝付いてもすぐに目を覚ましてしまう。

しっかりと寝ても、睡眠が浅くて疲れが取れない状態です。

原因不明の憂鬱感

特に原因がないのに、なんとなく気持ちが上がらず思考がまとまらない。

仕事や日常生活の中でもボーっとしている事が多くなるのも介護うつの症状の1つです。

うまく考えがまとまらない、単純な仕事にも時間が掛かってしまうようであればこの症状が出ている可能性があります。

押し寄せる不安感

漠然とした不安がずっと心の中にある状態で、人によってはかなり神経質な状態になる事もあります。

ちょっとした事で酷く落ち込んてしまったり、逆に激しい怒りの感情が湧き上がったりする事も。

これらの症状が悪化すると、高齢者虐待といった悲劇を起こしかねません

その原因がどこにあるのかを見ていきましょう。

介護鬱(うつ)の原因

介護うつの原因は大きく以下の3つになります。

肉体的・精神的ストレス

介護は肉体的にも、精神的にもかなり大きなストレスが掛かります。

中でも体重の重い方の介護は肉体的な負担も大きく、過労から介護うつになる事も。

介護をする中で感謝の言葉を貰えたり、周囲から労いの言葉があったりすればまた気持ちも変わってきますが、認知症の方だと逆に罵声を浴びせられる事も日常茶飯事です。

時には、一生懸命介護をしていても暴力を振るわれる事だって珍しくありません。

献身的な介護をしていても、改善しないだけでなくこのような罵声を浴びる事でストレスが溜まり、長期化する事で介護うつの原因となります。

終わりが見えない介護

在宅介護をしている方に多いのが、終わりが見えずにこの先もずっと介護をしなければいけないという気持ちから来るストレスが原因で、介護うつになる事があります。

特に、1人で介護をしていて他の家族に頼れない状態だと要注意です。

介護の分担が出来ないと、全てを自分で背負ってしまいます。

どんなに辛い状態でも、自分がやらないといけない環境にあるので知らない間に鬱病が進行している場合もあるのです。

思いつめてしまう前に、家族や行政に頼る事が重要になってきます。

燃え尽き症候群

介護を頑張り過ぎてしまい、途中で急にヤル気が無くなってしまうのが燃え尽き症候群です。

全てが嫌になってしまい、介護も雑になり場合によっては途中で投げ出してネグレクトを引き起こす事もあります。

また、現状の不満から怒りの感情があらわになり抑制がきかなくなる点にも注意が必要です。

頑張りすぎると、どこかで限界が来て何かの拍子でプツンと糸が切れてしまいます。

心身ともに限界が来る前に、適度に力を抜きながら介護をする事が必要です。

介護鬱(うつ)の症状と原因まとめ

最後に、介護鬱についてこちらでまとめておきます。

・倦怠感と疲労感 …肩こりや頭痛、無気力状態。
・食欲不振    …何を食べても美味しくない。
・睡眠障害    …寝付けない、眠りが浅い。
・憂鬱感     …気分の落ち込み、思考がまとまらない。
・不安感     …神経質、情緒不安定。
このような状態が1か月以上続くのであれば要注意です。
介護士であれば、メンタルクリニックへの相談や転職を考えましょう。
在宅介護をしているのであれば、家族や行政への相談が必要です。
・肉体・精神的ストレス …罵声や暴力、身体的疲労から来るもの。
・終わりが見えない介護 …誰にも頼れず、長期化する介護のストレス。
・燃え尽き症候群    …心身ともに限界を迎える事で起こる。
介護鬱にならない為にも、原因を自分自身で原因を分析して負担を軽減する必要があります。
鬱病は1度発生すると、長い間付き合わないといけない病気です。
自分だけは大丈夫と思いこまず、症状と原因をしっかりと把握しておく事が介護鬱の予防に繋がります。
少しでも、このような症状がみられた時には、相談や受診をして少しでも早めに対応するようにしましょう。
こよみ
介護士歴10年
介護福祉士/老健/有料老人ホーム/サ高住
管理者と現場主任を経験。
介護業界は本当に稼げないのか?
どうすれば給料を上げることが出来るのか、年収を上げるにはどうすれば良いのかを本気で考えています。
介護士としての日常や考え方を発信したり共有したいと思ってブログを立ち上げました!
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